2024年10月20日
車体表面を傷つけてしまい錆びてきた場合の修理は意外に軽傷で済むことが多いです。しかし何もしていないぶつけてもいないのに気が付いたら錆びてきたという場合、重症化していることが多いです。
特にリヤフェンダーやステップなどパネルが2枚3枚と重なっている箇所が砂ぼこりや水分が溜まりやすく増殖していきます。
パネル内で増殖していった錆は行き場がなくなり表面に浮き出てきます。なので重なっている部分はほぼ錆びていると言っても過言ではありません。こうなった場合はできるだけ錆を落とし穴が開いた箇所は鉄板を切り次いで再生します。
裏側のパネルを再生したら表側をやる前に錆転換剤を注入します。赤錆びを黒錆びにすることにより錆びにくくなります。
表画に鉄板を溶接しパテで成形したら塗装にまわします。
塗装が終わったらパネルの裏側に防錆剤を注入して完成です。車の錆というのは車種やオーナー様の乗り方、メンテナンスの仕方、使用環境、様々な要因があげられます。今回のような修理だと同じくらいの範囲でキズ凹みの修理をした場合と比べると、費用が2~3倍位割増しになってしまいますので日頃のお車のチェック欠かさないようにしたいですね。